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IP Handling(あいぴーはんどりんぐ)
分別流通(Identity Preserved Handling)の略称。遺伝子組み換え作物の場合は、生産から食品の製造までの全ての段階で非遺伝子組み換え作物に遺伝子組み換え作物が混入しないよう施設のクリーニングや機器の専用化など分別管理がなされ、証明されることをいう。
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亜急性毒性試験(あきゅうせいどくせいしけん)
ある物質を約1~3か月繰り返し与えた時に、どのような影響(毒性)が生じるかを動物実験で調べる試験。
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アグロバクテリウム法(あぐろばくてりうむほう)
土壌細菌のアグロバクテリウムを利用した遺伝子導入方法。アグロバクテリウムは細菌自身が持つプラスミド(核外にある環状DNA)の一部を植物細胞に入れ、その細胞のDNAを組み換える働きを持つ。この性質を利用して、改良したい植物に目的遺伝子を組み込み、遺伝子が導入できる。 植物の細胞に遺伝子を組み込むときに最も広く使われているのが、アグロバクテリウム法です。この手法は、アグロバクテリウム(Agrobacterium tumefaciens)という特別な細菌のはたらきを応用したものです。
アグロバクテリウムは土壌中にいる細菌で、植物に感染すると、感染した植物の根元にクラウンゴールと呼ばれるこぶを形成します。このとき、アグロバクテリウムの持つプラスミドDNAの一部(T-DNAと呼ばれる領域)が切り離され、感染した植物ゲノムのなかに組み込まれるという現象が起こっています。
T-DNAには、アグロバクテリウムの成長に必要な特殊なアミノ酸の合成遺伝子と、クラウンゴールを形成させる植物ホルモンを合成する遺伝子が含まれています。T-DNAが植物ゲノムに組み込まれると、この遺伝情報に基づいて、アミノ酸と植物ホルモンが合成されるのです。
合成された植物ホルモンの作用で、クラウンゴールが形成されます。アグロバクテリウムは、合成されたアミノ酸を利用して、クラウンゴール内で生育することができます。
このT-DNAが植物細胞の染色体に組み込まれることに注目し、1982年に初めてアグロバクテリウムを使って植物に遺伝子を組み込むことが可能になりました。
アグロバクテリウム法では、T-DNA内の特殊なアミノ酸の合成遺伝子及びクラウンゴール形成に関与する植物ホルモン合成遺伝子は除去されて、目的の遺伝子のみが導入されるようになっています。
また、当初は応用できる植物が限られていて、単子葉植物には応用しにくかったのですが、現在はイネなどへもアグロバクテリウム法で遺伝子を組み込むことができるようになりました。
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アミノ酸(あみのさん)
タンパク質の構成単位となる物質で、炭素、酸素、窒素、水素および硫黄の5元素を素材とする。一般のタンパク質を構成するものは20種類ある。(ロイシン、イソロイシン、バリン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、グリシン、ヒスチジン、メチオニン、チロシン、アラニン、システイン、シスチン)
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RNA(あーるえぬえー)
リボ核酸(ribonucleicacid)の略。ヌクレオチド中の糖成分がリボースからなる核酸。最初酵母から単離、精製された。ヌクレオチドが鎖状に重合したポリヌクレオチド。塩基成分は主としてアデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・ウラシル(U:DNAの塩基成分であるチミン(T)の代わりに存在する)の4種。細胞の核や細胞質に存在する。タンパク質生合成の場となるリボソームRNA(rRNA)、DNA上の遺伝情報が転写されたタンパク質生合成の設計図となるメッセンジャーRNA(mRNA)やタンパク質生合成するときにアミノ酸を運搬するトランスファーRNA(tRNA)などがある。稀にトランスファーRNAには特殊な塩基が存在する場合がある。
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(食品)アレルギー((しょくひん)あれるぎー)
食品の接取によって起きるアレルギー反応。一般にアレルギー反応とは、体内に入ってきた異物(抗原)が抗原抗体反応により、過敏な反応が現れることをいう。食物アレルギーの場合は食後数分で症状が現れることが多く、ひどい場合には死に至ることもある。
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アレルゲン(あれるげん)
アレルギー患者に対してアレルギー反応を誘発する抗原物質のこと。花粉や塵、等が代表的なアレルゲン。アレルゲンを持つ食品は小麦、そば、卵、乳、落花生、あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、キウイフルーツ、牛乳、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン等がある。食品中のアレルゲンはタンパク質である場合がほとんどである。
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アワノメイガ
→ヨーロピアン・コーン・ボーラー
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アンチセンスRNA(あんちせんすあーるえぬえー)
mRNAなどに対して相補的な塩基配列を持つRNAの総称。mRNA分子に対して相補的塩基配列を持つRNAは、分子間結合を介してRNAの機能発現に阻害的に作用する。フレーバーセーバートマトはこの技術を用いて作られた。
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アントシアン(あんとしあん)
赤・青・紫・紫黒色などを呈する花や果実の色。赤キャベツなどの色の原因になる一群の植物性色素の総称。ヤグルマギクの青色花から由来して命名された。
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育種(いくしゅ))
有用生物の遺伝的な性質を改良すること。多くの場合、既存の品種の不都合な形質を改良していくことから、品種改良とも呼ばれる。選抜や系統育種だけでなく原種の管理も育種操作には含まれる。現在の主な方法は交雑育種法だが、最近のバイオテクノロジー技術の発展から、遺伝子組み換え技術などを用いた育種も盛んに行われている。
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一遺伝子一酵素説(いちいでんしいちこうそせつ)
一つの遺伝子はただ一種の酵素の生成に関与し、その特異性を支配し、表現型に影響をおよぼすとする説。G.W.ビードルとE.L.テータムらによるアカパンカビを用いた実験から、1945年にビードルがこれらの結果をまとめ、一遺伝子一酵素説と名づけた。この仮説はその後正しいことが証明されたが、例外もあることがわかっている。
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遺伝(いでん)
親の形質が子やそれ以後の世代に現れる現象。遺伝子の伝授の現象をさし、基本的には個体の世代だけでなく、細胞を単位として考えた場合、細胞の世代についてもあてはめられる。
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遺伝子(いでんし)
遺伝子はメンデルの法則によって遺伝情報を担う機能的単位として提唱された。その本体はほとんどはDNAだが、RNAである場合もある。DNAを構成する塩基配列(アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)という4種類の塩基の並び方)にはタンパク質等を作り出すための情報がのっている。
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遺伝子クローン(いでんしくろーん)
単一の遺伝子を、組み換えDNA実験などによって増殖させて得られる均一な遺伝子集団。
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遺伝子工学(いでんしこうがく)
組み換えDNA実験やDNAクローニングなどの遺伝子操作技術を利用する学問分野。1970年以降、分子遺伝学の発展、特に組み換えDNA実験技術の開発を契機に、ウイルスや微生物や高等動植物からも多数の遺伝子が単離され、その構造や機能を解析する研究が盛んに行われるようになった。これらの技術は、遺伝子産物の工業生産や生物育種などの実用と結びついた応用研究に至るまで広範な範囲での画期的な進展をもたらすこととなった。
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インスリン(いんすりん)
脊椎動物の脾臓から分泌されるホルモンで、組織でのグルコースの取り込み、酸化やグリコーゲン・脂肪への転換を促進し血糖を低下させる。また、アミノ酸の細胞への取り込みを高め、タンパク質性合成を促進する、糖尿病の治療に用いられる。
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インセクト・レジスタンス・マネージメント(IRM)(いんせくとれじすたんすまねーじめんと)
害虫防除に一つの殺虫剤のみを使用していると、その殺虫剤が徐々に効力を失うことがある。これは、害虫が殺虫剤に対して抵抗性を獲得したために起きる。このような殺虫剤への抵抗性を発達させないための方法がIRMである。IRMは米国環境保護庁(EPA)によって、害虫に強い農作物を栽培する際には実施するよう義務づけられ、作用性の異なる殺虫剤を順番に使う(ローテーション)、又は殺虫剤と共に栽培方法での防除、耕種的防除法を組み合わせる等の方法がとられている。遺伝子組み換え農作物を栽培する場合は、畑の中や周囲に非組み換え農作物を栽培する「緩衝地帯」を設ける、又はローテーションするなどの方法がある。
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インターフェロン(いんたーふぇろん)
ウイルス感染に際して、動物細胞が産生するタンパク質の総称。細胞の状態を変えることにより、ウイルスの増殖を阻止する機能を持つ。遺伝子工学の技術によって工業的生産が可能になり、ウイルス肝炎などの臨床薬として用いられている。
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ウイルス(ういるす)
DNAかRNAのどちらかをゲノムとして持つ、感染細胞内だけで増殖する感染性の微小構造体。1957年にA.M.ルウォフらが以下のように定義している。
①核酸としてDNAかRNAのどちらかを持つ
②遺伝物質だけから複製される
③ニ分裂で増殖しない
④エネルギー産生系を欠く
⑤宿主のリボソームをタンパク質合成に利用する
これらのことから一般に生物とは別の扱いをされる。
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ELISA法(えらいさほう)
enzyme-linked immunosorbent assay の略称。抗原ないしは抗体に酵素を共有結合させたものを利用して、抗体ないしは抗原が存在するかどうかまたその量を酵素活性を利用して検出する方法。
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エレクトロポレーション法(えれくとろぽれーしょんほう)
導入したいDNA断片を含む緩衝液中にプロトプラストを入れ、短時間の電気刺激(電気パルス)を与えることによって、細胞に遺伝子を導入する方法。
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塩基(えんき)
一般では水素イオンを受け取るもの、もしくは水に溶けてアルカリ性を示す物質をいうが、分子生物学分野では核酸やヌクレオチドのピリミジン核あるいはプリン核を持った通常塩基性の部分をいう。アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)、チミン(T)等があり、DNAを構成するのは、A、G、C、Tの4種。一方、RNAを構成するのはA、G、C、Uの4種。
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塩基配列(えんきはいれつ)
DNA分子上における塩基の並び方のこと。
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オレイン酸(おれいんさん)
炭素数18の二重結合を一つ持つ不飽和脂肪酸。ほとんど全ての油脂に含まれている、主要な脂肪酸成分。特にオリーブ油、サザンカ油、ツバキ油等に多く含まれている。血中の悪玉コレステロールを低減させる効果があるといわれており、健康食品としての注目も集めている。
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