国際アグリバイオ事業団(ISAAA)の調査によると、2005年の南アフリカにおける遺伝子組み換え農作物の作付面積は、約50万ヘクタールにおよび世界第8位でした。
また、農業や食品安全性のコンサルタントを行う民間の会社であるFoodNCropBio社は、南アフリカにおいて遺伝子組み換え農作物を栽培する農家が増加しており、2006年の南アフリカにおける遺伝子組み換えトウモロコシ、大豆、ワタの3品種あわせた作付面積は60万9,000ヘクタール以上となり、前年と比べて約18%増加したと発表しました。
トウモロコシでは、全栽培量中の遺伝子組み換えトウモロコシにおける割合が、2005年の14.6%から29.4%に増加しました。作付面積は約45万5,000ヘクタールへ約11%増加しました。特に、南アフリカで主流である、白い品種の遺伝子組み換えトウモロコシでは、前年の8.6%から28.8%へ大幅に増加しました。黄色い品種の遺伝子組み換えトウモロコシでも24%から30.5%に増加しました。大豆では、全栽培量中の遺伝子組み換え大豆の割合は約59%で、1万3,500ヘクタールでした。
遺伝子組み換えワタでは、92%の高い割合で遺伝子組み換えが採用されており、害虫抵抗性と除草剤耐性の両方の特性が組み込まれたいわゆるスタック(stack)についても認可が進んでいます。2005年では、栽培されたワタの約40%がスタックであり、地域的に主流の白い品種のトウモロコシの栽培が盛んに進んでいることからも、南アフリカでは栽培国に適した遺伝子組み換えの品種の開発、栽培が進められています。